メンタルヘルスの学びへの熱意
~心豊かに生きていける社会に向かって35周年~
2022年がスタートしました。コロナの終息の先がまだ見えず、不安と閉塞感の年明けとなってしまいましたが、皆様お元気でいらっしゃいますか。
困難な状況の中でこそ、居場所の本領発揮と毎日開いてきたお陰で、レストランのランチも連日にぎわい、赤ちゃんから80代までのお客様が地域のお茶の間のように、おいしいご飯で心をほぐし交流し、活気のある場になっています。
そして、メンタルヘルス企画はすべて満員。SST、メンタルヘルス市民講座、メンタルヘルス市民大学、リカバリーを語り合う会、すべて市民の方々がメンバー達と共に熱心に学び合います。障がいをもっている・いないに関係なく、互いが対等に交流し合い気持ちを語り合っている光景に、私はいつも胸があつくなっています。
こんな時代だからこそ、孤立しないで生きていくために、一緒に学び合いたいのです。学んで私達は互いをわかりあえる関係になるのです。こんなにも学びたい情熱があったのかと、自分自身の可能性に気づいて驚いているのです。この熱い力を、共に生きる希望を、35周年を祝う会で皆様にお届けしたいと思います。 (松浦幸子)