30周年のソシオドラマ
ライブ録音盤でCD完成
〜平和のうたを この居場所から〜
緑の美しい季節です。
皆さま、お元気でいらっしゃいますか。
30周年を祝う会での
ソシオドラマ「いのちの輝き 希望のあかり」で
2年がかりでつくって歌った歌をライブ録音でCDにしようと、
4月から編集作業をやってきました。
5月26日(土)の総会を
出版記念の日にすることを目標にして、ついに完成しました。
増田康記さんたちは1週間クッキングスターで、
丁寧に細やかな編集作業に集中。
私たちは、夕食づくりや、メンタルヘルス、
SSTを行いながら、うたの一節一節を漏れ聞いていました。
一曲が終わって、次の曲に移る度にほっとしたり、喜んだり。
ときどき、機械でいっぱいの編集室に入れてくれて、
音を「これでどうですか」と聴かせてもらったり。
自然な歌声で、思いを語るように歌っている。
声にも表情があり、パワーもあり、
何度聴いていても疲れない。
私たちのうたがCDになっていくんだ、
と喜びがじわっと湧き上がってきました。
伴奏も、こんなにあたたかく、
うたのイメージを豊かに引き立ててくれていることにも
気づきました。
そして、フィナーレのペンペン草では、
会場の皆さんの手拍子が入り、
舞台の私たちと呼吸がひとつになっていたのです。
涙と笑いと熱い思いが伝わってくる、
あたたかい拍手でした。
「大丈夫だよ、生きていこうよ」とやさしく背中を押してくれる、
CDが完成しました。
私たちの心の宝物になって、
希望の芽を育ててくれることでしょう。
私たちは、みんなで歌いながら、
この居場所から平和を発信していきます。
(松浦幸子)