いのち と いのち を つなぐマスク
  ピースマスク
  
  「マスクが足りない、どうしよう」と思う間もなく、
  メンバーがかわいい花模様の布マスクをつくってきてくれました。
  いつもお世話になっている訪問看護ステーションでも、
  「訪問先の方にマスクがないのよ」と困っておられて、
  非常勤スタッフにも縫ってもらい、まとめて用立てることができました。
  
  レストランやティールームの玄関にも「手作り布マスクあります」の小さな貼り紙を出し、
  市民の皆さんが喜んで買い求めてくださっています。
  
  「紅茶の時間」の水野スウさんから届いたマスクは、
  なんと憲法フォークジャンボリーのとき、笠木透さんと一緒にデザインした
  憲法9条の「9」とpeaceの「p」が抱き合わせになったバンダナでつくったものでした。
  私たちは、「ピースバンダナ」と名付けて、コンサートやレストラン、ティールームの作業で、
  首に巻いたり、頭につけたりしていました。
  そんな懐かしいバンダナでマスクをつくってくれたのです。
  「おお、これはピースマスクよ!」と私は喜びのあまり、叫んでしまいました。
  それぞれの命を安全に守ってくれるマスク。
  手作りで心をこめて作ってくださったマスクで、
  いのちといのちがつながっていることを感じながら、今日も「ピースマスク」で元気に活動しています。
  (松浦幸子)