【 も く じ 】(青字の記事を抜粋してあります)
・ 巻頭言:心が平和になるために
・ メンタルヘルス市民大学
・ いのち燦めく村上映会
・ 市民講座レポート
・ 30周年ライブ録音CDの感動いっぱい
・ 笠木透メモリアルCDブック発売
・ 動くクッキングハウスin静岡&群馬
・ イベントお知らせ
・ 文化学習企画
・ 動くクッキングハウス・各地からありがとう
メンタルヘルス市民大学
第1回 マインドフルネスの学びと実践
どんなイベントにも、クッキングハウスでは、まず皆でしっかり食べることから始まる。
ナス、かぼちゃ、ズッキーニ、ゆでたまごをトッピングした夏野菜カレーと、
キュウリの酢の物、トマトサラダの豪華ランチ。
32名の大盛況で、前日の夕方から仕込んでおいて良かった。
お客様もメンバーも喜んで食べてくれた。
しっかり食べると、それだけでも心が平和になる。
あい子さんの「カレーライスと平和が繋がっているのですか」という質問で笑いも広がる。
オープニングは、「ぼちぼちいこか」のうたで始まり、気分しらべを一人ずつ。
そして、マインドフルネスを数分間。すっと心が穏やかに落ち着く。
私の講義に続いて、スタッフのマインドフルネスの研修報告。
「マインドフルネスとは、今の瞬間の現実に常に気づきを向け、その現実をあるがままに知覚し、
それに対する思考や感情にはとらわれないでいる心の持ち方、存在の在り様(熊野宏昭教授)」。
「今、ここ」だけに集中することで、心が自由になっていく。
このことは、瞑想をして実践を積み重ねていくことで会得していくことなのだろう。
一緒に実践できる仲間がいることが心強い。
ワークは、「あなたが心の平和を感じるのは、どんなとき、どんな場面ですか」。
いくつか書き出してみて、とっておきの一つだけ発表してもらう。
一人ひとりの心の平和を聴いているこの時間が平和で、幸せだ。
そして、2回目のマインドフルネス。輪島の朝市で見つけた亀甲の鐘が心地よく響いた。
ティータイムは、スイカ、栗蒸羊羹、おやき、
紫蘇の葉でつくった紫蘇ジュース寒天の豊かなおやつをいただきながら、シェアリング。
「平和のうたをいつまでも」を皆で歌って、15:45に閉会。
いかに豊かな時間であったか、感想文の一人ひとりの表現が嬉しい。
(松浦幸子)