クッキングハウスからこんにちは No.179

2018年2月5日発行

 【 も く じ 】(青字の記事を抜粋してあります)

 ・ 巻頭言:小さくても居場所に誇りを持とう
 ・ ライブ録音盤でCD出版・スペシャル旅
 ・ 農業学習会
 ・ 各所より
 ・ 賛助会御礼
 ・ 紹介・各地から・祝島
 ・ イベントお知らせ…
 ・ 文化学習企画
 ・ 動くクッキングハウス・各地からありがとう


30周年特集 
12.22(金) 本番の日 みんなの晴れの日の朝の風景


私は早朝7:30に美容室で着物を着て、髪をアップし、
普段はしたことのないメイクをしてもらい、
会場に到着すると、「わあ~!着物、きれい!」と
皆うれしそうにニッコリ。
男性メンバーたちは、スーツ姿で決めて、ぐんと頼もしくなり、
女性メンバーたちも、スタッフも、晴れ姿で華やかになっている。
今日はみんなの晴れの日なのだもの。

9:00からのピアノの調律が終わり、10:00にリハーサルに入る。
毎日新聞の明珍記者も取材に来てくださり、リハーサル風景を写真に撮っておられた。

(中略))
13:30 オープニング
メンバー斉藤さんの挨拶。
「長い間の引きこもりから、クッキングハウスと出会い、
仲間と経験と積み、民間の会社で働いて3年になります。
ここまで支えてくれて、ありがとうございます」。
会場からは、喜びの拍手。

調布市長の長友貴樹さんもお祝いに見えてくださり、
私たちのソシオドラマを会場席で観てくださった。

(中略)

16:30~17:00 フィナーレ
 文化座の座長、佐々木愛さんがお祝いの言葉をくださった。
「ソシオドラマおよそ一時間半、プロでもずっと立ちっぱなしは大変なのに、
本当にすごいですね」と感心してくださった。

全員が舞台に登場。
佐々木愛さん、松崎運之助さん、西野博之さんもメンバーたちと一緒に
「ペンペン草」を歌って踊る。
会場の皆さんも、立ち上がったり、手拍子したり。
エプロン姿のメンバーの工藤さんが伸びやかに踊る。

♪ ペンペン草よ 語れ語れ 名もない人びとの 歴史を語れ

ここで、前田ケイ先生と増野肇先生に、感謝の花束贈呈。
SSTとサイコドラマの2つの素晴らしい学びを、本当にありがとうございます。
おかげで、メンバーたちは心豊かに地域で暮らしています。

また、今日が笠木透さんの3年目の命日であること、
「きっと笠木透さんも、喜んで見ていてくださっています」とお伝えして、
「不思議なレストラン」を合唱。皆で手をつなぎ、明るく歌う。

そして最後は、みんな一緒に「クッキングハウスのかぞえ唄」。

「皆さん、5年後の2022年、35周年でまた会いましょう!
それまで、どうかお元気でいてください」。

手を振りながら、閉会。
駆けつけてくださり、本当にありがとうございました。

(松浦幸子)


<<ホームへ戻る

<<通信一覧ページへ戻る