【 も く じ 】(青字の記事を抜粋してあります)
・ 巻頭言:自由になるために
・ 総会特集
・ 紹介されました
・ 30周年うたづくり教室・賛助会御礼
・ スウさんのピースウォーク・銀河通信お祝い・バス旅行へ
・ 市民講座・市民大学
・ 文化学習企画
・ 動くクッキングハウス・各地からありがとう
総会を迎えて
毎年3月末の決算が終了すると、
クッキングハウス会の事務局では議案書の編集に取りかかります。
全体の振り返りとなる報告と計画は松浦さんが、
各事業所は担当するスタッフがそれぞれ文章をまとめます。
報告は、スタッフ一人ひとりの1年間の仕事の棚卸しになり、
それを持ち寄り、発表し、みんなで共有する大事な作業を経て完成します。
その振り返りを踏まえ、今年度は「こうしていこう」「更にここを頑張ろう」など、
希望の計画が盛り込まれていくのです。
2017年度の議案書は、35ページになりました。
無事に、会計を含めた全ての議案審議が承認されました。
ありがとうございました。
30周年祝会に向け、メンバー・スタッフが気持ちを一つに、日々を過ごしていこうと思っています。
(NPO法人事務局 田村)
不思議なレストランの作曲者がやってきた
総会前日、コンサートのゲスト 山本忠生さん(“忠やん”のニックネーム)が到着。
早速、私たちのうたづくりの様子を伝え、
「♪街のなかに ホラ ~」と、メンバーの江田さんが作曲したワンフレーズを口ずさんでみたところ、
ピアノで5回弾いて、次の曲が自然に出るように導いてくださった。
そうすると、「街のなかに ホラ 小さな居場所 いつもおいしい ご飯があるよ」と
次のメロディーが自然につながってくるから、不思議である。
思い浮かんだところから、何度も口ずさんでいると、曲の流れができてくるのだと教えてくれた。
翌朝、「曲ができたよ!」と忠やんから、喜びの電話が入った。
「小さな居場所」は、総会に続くコンサートで、早速に披露。
忠やんのアコーディオン、岡田京子さんのピアノ、
増田康記さんのギターの伴奏で、すぐにみんなで歌ってみる。
やさしく語りかけ、互いに頷き合えるような歌になっていた。
こうして、私たちのうたができていく喜びがじわっと広がってくる。
「不思議なレストラン」の作曲者、忠やんの元祖のうたが聞ける期待で、
メンバーたちも大勢参加。コンサートは満員御礼。
私たちは、15年間、校歌のようにして、「不思議なレストラン」を自分達流に声を張り上げて、
歌い続けてきた。実は、ワルツのリズムのなんとも心やさしい歌だったのです。
さらに歌の味が深まってきて、これからも大切に歌い続けていけることだろう。
「ここにいても いいのですね」と歌っていると、ふっと涙ぐみたくなる歌だから。
「クッキングハウスのかぞえ唄」も、まだできたてほやほやなのに、
踊りがつき、会場の皆が手拍子で歌に合わせ、まるで30周年祝賀会のように盛り上がった。
30周年の私たちのソシオドラマの舞台を応援してもらえる、忠やんに大きな安心と親しみを感じたコンサートだった。
(松浦幸子)