クッキングハウスからこんにちは No.166

目次(青字の記事を抜粋してあります)2016年2月5日発行

 【 も く じ 】
・巻頭言:心の居場所から平和を
・リハビリテーションの新たな夜明け
・ユマニチュードの魅力にひかれて
2015年から2016年へ
・動くクッキングハウスinルーテル学院大学
・福島応援on Song
・仲間紹介
・スペシャル旅
・笠木さん一周忌
・賛助会御礼
・文化学習企画
・動くクッキングハウス・各地からありがとう


みんなでいっぱい笑いながら、2015年から2016年へ


2015年12月22日 クリスマス会】

 年に一度の皆が楽しみにしている会。
各所では、早い時期から隠し芸の練習も始まっている。
「いつ来てもいい」「どんな風に過ごしていてもいい」「いつ帰ってもいい」場である
クッキングハウス。
だから、揃って練習ということは、あり得ない。
当日も、練習のときにいた人はいなくて、
ずっといなかった人がひょっこり加わっていて、
という中で披露される一芸。それだからなお、おもしろい。

 レストランの手作りのご馳走(タンドリーチキン・ナポリタン・
きのこのピラフ・カボチャサラダ・オニオンスープ)が
ワンプレートに盛りきれないくらい豪華。
ティールームからは、6台のクリスマスケーキ。
一本の蝋燭の灯りを見ながら、「きよしこの夜」をうたい、乾杯。
野歩くんのピアノを聴きながら、食事を楽しんだり、
海藤さんのかわいいサンタからプレゼント交換。
最後には、一人ひとりのクリスマスメッセージをシェアし合う。


【12月24日 家族SSTの望年会】

 一年を振り返り、絵葉書に自分宛てのほめ言葉を書き、
プレゼントの袋に添え、プレゼント交換。
参加者は、自分がもらったプレゼントに添えられた、
葉書の宛名に書かれた人のところに行き、
心をこめてメッセージを読み、プレゼントを渡していく、
というゲームをやってみた。
自分の書いた手紙を他の人が読んでくれるから、
じーんとして、思わず涙ぐんでしまう。
家族のみなさんは、よく学び、練習したコミュニケーションで、
当事者に安心をプレゼントしてきました。
本当によくやってきました。


【12月25日 豪華なちらし寿司の差し入れ/諸隈まりさんクリスマスコンサート】
 昼間は大掃除。
朝一番に、手作りの豪華な具がいっぱいのちらし寿司を
やっと抱えて、差し入れてくれた。
海老やいくらや、シラス干しも、にんじんやカンピョウや、シイタケの煮たものも、
いい味付けで混ぜてあり、狩野さんのちらし寿司が楽しみで、
みんな大掃除を張り切ってやってくれている。

 夕方は、諸隈まりさん(ピアノ)、本間園子さん(コントラバス)の
クリスマスコンサート。
お弟子さんも一緒に、サウンド・オブ・ミュージックの名曲の数々を演奏。
ソロの歌も入り、多くの人たちに愛されている曲を楽しむことができた。

 毎年変わらず来てくださり、音楽を味わせてくれている、
諸隈まりさんと本間園子さん。
ピアノもワインカラーの素晴らしい音色のものをプレゼントしてくださった。

 前日から仕込んでおいたおでんを囲みながら、夕食会とシェアリング。


【12月26日 スターの大掃除/大きな本棚の出来上がり】

 皆で手分けして行い、冷蔵庫の中もスッキリときれいになった。
松本のミュージシャンで家具職人の鈴木幹夫さんが、
大きな本棚と収納棚をつくってくださり、取り付け工事も完了。
たくさんの出版物が見事に整然と、眺めやすくなった。


【2016年1月5日 新年会】
 スタッフの皆さんが作って来てくれた一品料理を、
44名の参加者に少しずつ、ワンプレートに盛ると、入りきらないくらい、いっぱいになる。
新潟の近美千代さんからの餅も届き、林柳子さんのみかん、
石塚さんのお菓子、そしてカレーライス。豊かな食卓のクッキングハウス。
まさに、「おいしいね から元気になる場」。
たくさんいただいた年賀状の披露。
家族対抗 億万長者ゲームもすごく盛り上がった。
一億円のお札は、私が台湾の旅で縁起物として買ってきたもの。

 新年の抱負を語り合ったあとは、布田天神社に初詣。
仲間と少しずつ力を寄せ合って、希望を発信できる居場所にしていこう。 (松浦幸子)



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