クッキングハウスからこんにちは No.165

目次(青字の記事を抜粋してあります)2015年12月5日発行

 【 も く じ 】
・巻頭言:学びを積み重ねて28年
・メンタルヘルス市民大学スペシャル報告
動くクッキングハウス:みんなねっと
うれしいニュース
・イーハトーブの芝居小屋観劇
・スペシャル旅:故郷の村へ(栃尾・山古志村)
・仲間紹介・お便り紹介・賛助会御礼
・年末年始のイベント紹介
・文化学習企画
・動くクッキングハウス・各地からありがとう

動くクッキングハウス:2015みんなねっと関東ブロック大会in東京
心の居場所みつけた ~毎日お客様がレストランへ~


講演とシンポジウムのコーディネーターを引き受け一年前から準備した、
みんなねっと関東ブロック大会。
“有楽町で会いましょう”を合言葉に呼びかけ、当日は雨の降る中、
有楽町マリオンホールには630余の席が満席。
 700部用意した資料も足りなくなるほど。
東京・神奈川・千葉・埼玉・栃木・茨城・群馬からバスを仕立てて参加の家族会も多く、
回復を願う家族や当事者で熱気いっぱい。クッキングハウスの本とクッキーの店も大繁盛。
足りなくなったり、注文をいただく程で嬉しい悲鳴。

<隠さないで堂々と生きる姿をうたで表現>
 講演の最後には、クッキングハウスのメンバー達が幸せの黄色い暖簾を持って登場。
「ぼちぼちいこか」を内藤さんのソロで、「風のメッセージ」と「不思議なレストラン」をみんなで、
一生懸命にうたいました。涙を流し、聴いてくれている家族の姿が目に飛び込んできて、
歌っていてもジーンとしてきて舞台と会場がつながった感動を味わいました。
やっと当事者も家族も隠さないで堂々と生きる時代になってきたのです。

<マリオン効果>
「有楽町で松浦さんの話を聴かせて頂いた時、涙が止まりませんでした。胸が熱くなりました(お手紙より)」
これからの時代は、当事者が社会を変えていく提案ができる時代。
その可能性がいっぱいあるのだから、堂々と、伸び伸び一緒に生きていこうと思いました。
 その後、クッキングハウスには、毎日お客様がやってきます。
「マリオンホールで感動しました」「こんないい居場所があったのですね」。
私たちは「マリオン効果ね」と喜んで迎えています。(松浦幸子)



 うれしいニュース

<その1  元気になれるSSTが7刷に>
 分かりやすいSSTガイドブックとして人気。
SSTを普及していくため、山崎亨さんも講座の度に50冊ほど注文してくださったり。
メンバーたちが学んで元気になっていく感動が伝わってきます。
すぐにSSTを取り入れていくことができる、小冊子です。

<その2  ティールーム、大活躍!>
 今年の秋も、地域で開催された、たくさんの販売会
(商工まつり・調布ヶ丘わくわく広場・YWCA国領センターオータムフェア
市役所ロビー販売会・調布パルコ前“福祉作業所 手作り販売会”)に出店させていただきました。
地域の皆さまにご好評いただき、私たちもとても励みになりました。
これからも、一つひとつ、心をこめてクッキーやケーキをつくっていきたいと思います。




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