2007年度第2期メンタルヘルス市民講座のお知らせ

心の問題の大切さを一緒に学びましょう

クッキングハウスの１９年間の実践をもとに、心の問題についてメンバーとスタッフのパートナーシップでお話しします。市民の方と一緒に心の問題を学ぶことができる、地域での「学びの場」になっています。今、心の苦しい方も、家族や友人として力になりたいと願っている方も、是非ご参加下さい。一回のみの参加も歓迎です。　

• 　第１回　 9月18日（火）　病気のつらさ・生活のしづらさ
• 　第２回　 9月25日（火）　回復に向かって〜市民としてどう付き合えるか、どう付き合ってほしいのか〜
• 　第３回　 10月2日（火）　こころの病気の基本的な理解（第一部：統合失調症）
• 　第４回　 10月9日（火）　こころの病気の基本的な理解（第二部：うつ病、神経症、人格障害）
• 　第５回　 10月16日（火）　回復のために使える社会資源
  　　　　　　　　　　　　　　　　（医療・福祉・地域生活・就労・住宅・楽しみなど）
• 　第６回　 10月23日（火）　交流会〜大好評！お茶を飲みながら楽しく交流しましょう

<レポート>
秋のメンタルヘルスも大好評　〜メンバーと一緒に学んでいます〜
　9月18日から始まった、秋のメンタルヘルス市民講座。リピーターの方や、初めて参加される方、関係機関の職員の方などそれぞれの思いを抱いてティールームまで来て下さいます。お客様の表情は、初めは緊張しているようでしたが、メンバーの話が始まると表情が和やかになり、一言も聞き逃すまいと真剣です。
　メンバーも、必ず自分の体験談を話してくれる人や「今日がデビューです！」という初めての人がそれぞれの言葉で語ってくれます。‘心の病気のつらさ’の回では、「時間はかかるけど治る。あせらないでほしい。あきらめないでほしい。」「大学病院の先生に会って、今の元気になった自分を見せたい。」と前向きな気持ちをストレートに伝えていて、心打たれました。
‘回復に向かって’の回で、初めて語るメンバーが自分の回復してきた条件を、家族・クッキングハウスとの出会い・クスリ・環境力のポイントにうまくまとめて話してくれました。「自分にとっての回復とは、社会資源などうまく利用して友達のように付き合っていくことだと思う。」と客観的に自分を見て、まっすぐ伝えていることが素晴らしいなと思いました。
　メンバーが松浦さんと二人三脚で、その人なりの伝え方でメンタルヘルスの講座をより奥深く、温かいものにしていると感じます。スタッフもメンバーの話を聴くのが、学びにつながり楽しみです。たくさんの方とメンタルヘルスについて考え、思いを共有していきたいです。（原村真子）


　講師：松浦幸子（クッキングハウス代表）
　時間：各回とも　午後２時から４時
　場所：ティールーム・クッキングハウス（第一クッキングハウス：調布市布田１−２１−９角屋ビル２階）
　参加費：各回１５００円（当事者・学生1000円）ティータイム付　　※一回のみの参加も歓迎
　要予約：下記までご連絡をお願いいたします

　お問い合わせ・ご予約はクッキングハウス　電話・FAX　（042）484-4103
　　　Eメール　tearoom@cookinghouse.jp

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